高速燃焼
炉列片の側面は機械加工されており、配列スリットは極めて狭く、ほぼシームレスな状態を呈している。この狭いスリット及び炉排片下部のスリットを介して、燃焼空気が20 m/s以上の速度で均一に炉内に吹き込まれ、高速で安定した燃焼が実現される。高速燃焼は大隙間炉列の燃焼が遅い、空気の偏流、燃焼効率が低いなどの欠点を克服し、燃焼は非常に均一で安定しており、炉列に堆積したゴミの薄厚ムラがあっても火口が現れない。
独立ドライバー
炉列は幅方向に沿って、第1列、第2列…各列は長さ方向に沿って、乾燥段、燃焼段、燃焼II段、燃焼段に分けられ、各列の各段は互いに独立したユニットであり、各ユニットにはそれぞれ独立した駆動システムが設けられている。独立駆動方式を採用し、ごみ燃焼の必要に応じて各段の運転速度をそれぞれ独立に調整することができ、ごみが炉列の機能領域で乾燥、燃焼、燃焼過程を完成させ、予想領域で完全に焼かれ、それによってスラグを排出する熱焼灼率が排出要求を満たすことを保証する。
すいへいひごうし
可動炉列が中立点にあるときは、炉列全体が水平状態になる。炉列片の押し上げ角度は20°で、順押し炉列である。可動炉排片の往復運動により、ゴミは十分なタンブルと攪拌を得て、ゴミの乾燥、燃焼、燃え尽きに役立つ。